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上のような疑問を持たれる方におすすめです。
炒飯、パスタ、カレー、焼き肉、唐揚げ、ラーメンなど挙げたらきりがないですが、
炭水化物やタンパク質がメインのわかりやすい美味しい料理はいつでも食べたいと思いがちです。
しかし、野菜料理に関しては、野菜が特別好きでもない限り、意識して食べなければ不足してしまいがちです。
若いうちはそれでも大丈夫かもしれませんが、身体の老化が進む上、今まで積み重ねてきた悪い食習慣があると、命にかかわる重篤な病気にかかる可能性があります。
今回は、野菜が不足しがちなのは自覚していても、なかなか野菜を十分に摂ることができていない人に、野菜をとらなければ将来こんな病気になると知って頂きたいと思い記事を書きます。
軽度な病気から命にかかわる病気まで色々紹介します。
野菜不足により引き起こされる病気
夜盲症
先天性と後天性があり、ビタミンAが不足すると後天的にかかります。
症状は、明るい所では普通に見えるのに、暗い所や夜になると目が非常に見えにくくなります。
暗い中で動いたり、夜に出掛けたりすると周りが見えにくく、交通事故に巻き込まれて死亡する可能性があります。
脚気
ビタミンB1が不足することでかかってしまう病気です。
症状は、
- 全身の倦怠感
- 感覚の麻痺
- 脚のむくみ
- 動悸・息切れ
- 寝たきり
- 心不全
となり、死に至ることもある病気です。
壊血病
壊血病は、ビタミンCが数か月にわたり不足することでかかる病気です。
症状は、
- 疲労・倦怠感(初期)
- 貧血
- 筋肉痛
- あらゆる所から出血しやすくなる
- 大きなあざ・出血斑ができる
死に至ることもあると言われています。
高血圧
高血圧は、常に血圧が高い状態のことです。
放置しておくと、動脈硬化となり、下記で紹介する心筋梗塞・脳卒中など死に繋がる重大な病気になるおそれがあります。
野菜の中には血圧を下げる働きをするものもあるので、野菜不足だと、こういう病気のリスクが上昇します。
うつ病
うつ病は病的なレベルで憂鬱な気分、思考力・意欲の低下、身体的な異常が現れる病気です。
過度なストレスが原因でかかる病気の印象がありますが、葉酸の摂取が少ないことも原因の一つであると言われています。
貧血
貧血については以下の記事に書いているのでご覧ください。
糖尿病
インスリンの働きが低下することで、血液中のブドウ糖(血糖)が高くなってしまう病気です。
糖尿病には1型と2型があるが、野菜不足などの生活習慣によるものは2型となります。
高血糖が何年も続くと、血管が傷ついたり詰まったりして、血液が滞ってしまいます。
その血管に関わる臓器が影響を受けることで、身体全体の様々な合併症を引き起こします。
網膜症・腎症・神経障害だけでなく、
動脈硬化を進行させ、脳梗塞・心筋梗塞など命にかかわる重篤な病気を引き起こす可能性もあります。
野菜は血糖値を下げる働きをするので、野菜不足であるなら、糖尿病にかかるリスクが高くなります。
脂質異常症
血中の中性脂肪や悪玉コレステロールが高く、善玉コレステロールが低い状態のことで、以前は高脂血症と呼ばれていました。
野菜の中には中性脂肪や悪玉コレステロールを下げる働きがあるものもあるので、野菜不足だと脂質異常症になりやすいです。
心筋梗塞
血管が詰まることで心臓が酸素不足になり壊死する病気です。
上記で紹介した高血圧・脂質異常症などにより動脈硬化が進むと、このような死につながる重篤な病気にかかります。
狭心症
動脈硬化により心臓に十分な酸素が供給できず、胸の痛みや圧迫感を感じる病気です。
労作性狭心症と不安定狭心症の2種類があり、前者は労働や運動をした時に一時的に起こるものですが、
後者は発作の回数が多い・持続時間が長い・安静時でも起こるという特徴があり、血栓ができて血液の流れが完全に途絶える心筋梗塞に移行するおそれがあるため、死に繋がる病気です。
動脈硬化を促進させる原因の一つに野菜不足があります。
脳卒中
脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳の神経細胞が障害を受ける病気です。
脳卒中には3種類あり、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血です。
これらの病気にかかると脳に障害が残る可能性がありますし、死に至ることもあります。
脳卒中に関しても原因の一つに動脈硬化がありますので、野菜不足と関係します。
大動脈瘤
全身に血液を送る大動脈の一部が動脈硬化などで弱くなることで、血管の壁が薄くなり大きく膨らんで瘤が出来る病気です。
動脈硬化・糖尿病などが原因の一つであると言われているので、野菜不足が関係します。
何もなければ無症状ですが、もし破裂すると大出血により死亡する確率が非常に高いです。
野菜不足を一刻も早く解消すべき
ここまで野菜不足がきっかけでかかる可能性がある病気について紹介しました。
最初は肥満・便秘などの命には関わらない程度の変化が起こる程度ですが、野菜不足がこのまま続くと、加齢とともに動脈硬化が進行し、死に繋がる病気にかかってしまいます。
とはいえ
- 忙し過ぎて野菜料理を自炊する余裕が無い
- 外食や惣菜の野菜は高すぎて勿体無いし、弁当だとそもそも野菜が少ない
- 野菜の好き嫌いが多く、あまり食べることが出来ない
等の理由で、野菜不足をなかなか解消することが出来ない人もいるのではないでしょうか?
そんな方には、青汁を飲むことをオススメしています。
青汁は
- ケール
- 大麦若葉
- 明日葉
などの主原料を、低温乾燥させるなどしてコップ一杯で丸ごと摂取できるようにした飲み物です。
低温乾燥で作られるので、濃縮還元のように、高温でビタミンCが破壊されるということがありません。
青汁の原料に使用されている野菜は、3種類のどれもが一般的な野菜よりも栄養価がずば抜けて高いので、青汁を飲むことで、不足しがちな栄養素をカバーすることができます。
1日や2日ではなく、数か月・数年~と長期間飲み続けることで、健康な体の維持のサポートになります。